6月4日「心を鍛える」

中学校の保健体育科では、武道が必修となっています。全国的には柔道や剣道、相撲を行っている中学校が多いのですが、本校では数年前から「なぎなた」を行っています。

ご存じのように、今年の「紀の国わかやま国体」では、九度山町文化スポーツセンターにおいて「なぎなた大会」が行われます。それで、九度山町では小学校や中学校の授業で「なぎなた」に何年も取り組んでいます。本校では、九度山町教育委員会社会教育課の角谷香織主事のご指導の下、全学年の生徒たちが一 生懸命取り組んでいます。生徒たちの真面目な姿は、写真からも伝わってくると思います。

学習指導要領によると、武道の目的の一つは、「礼に代表される伝統的な考え方などを理解する」ことです。また、「相手を尊重し、伝統的な行動の仕方を大切にしようとすること」、「自己の責任を果たそうとすること」も大事な目標となっています。本校の生徒たちがこれらの目標を大切にすることで心を鍛えていくのが、私の大きな願いです。

平成27年6月4日（木曜日） 大野