7月2日「校内授業研究」
本校では今年度も校内授業研究を行っています。生徒の学力向上を目指して、教員が1年に1回ずつ授業を公開し、 全職員が参観をします。さらに、九度山町内の他の小中学校の教職員や九度山町教育委員会の方々にもお知らせし、参観していただきます。このような取り組み は町内の全小中学校で実施しており、教員の授業力アップにつながっています。
本校では、研究主題を「確かな学力を育むための指導法の工夫」と設定し、授業のユニバーサルデザイン化を 推進しています。別の言い方をすれば、どの子にもわかる授業づくりです。本校の教員はグループ学習やペア学習などの授業形態を工夫したり、発問を何度も練 り直したりと、日夜教材研究に励んでいます。そして、授業づくりの大きなめやすとなっているのが、下に示す「和歌山の授業づくり 基礎・基本 3カ条」で す。
「和歌山の授業づくり 基礎・基本 3カ条」
- 本時の目標・学習課題を明確に板書する。
- 児童生徒が自分の考えを書く時間を確保する。
- 授業のまとめ・ふり返りの時間を確保する。
公開授業の後は、研究協議です。 「和歌山の授業づくり 基礎・基本 3カ条」を中心に教員がそれぞれ意見を交流しています。他の教員の授業を観る ことがお互いの授業力アップにつながっていることが実感できるひとときです。これからも九度山中学校では、公開授業と研究協議を継続することで、よりよい 授業を創造していきます。生徒の確かな学力の定着を願って……。
平成27年7月2日(木曜日) 大野