８月３日

全校登校日（平和学習）・・・DVD「さとうきび畑の村の戦争」（NHKティーチャーズライブラリー）を鑑賞しました。
　沖縄は今年で本土復帰50年を迎えます。沖縄戦は、国内最大規模の地上戦が展開されました。番組は、県内最大の犠牲率47％の西原村（現・西原町）を舞台に、村人が戦争に巻き込まれていった過程を2003年にアメリカで発見された日本軍の作戦文書から検証しています。この「さとうきび畑の村」でも多くの一般住民が犠牲になったこと、そして、少年や高齢者までが戦闘員として巻き込まれたことを、西原村（現・西原町）に関する史料や証言からも明らかにされています。村の男性が「斬り込み」攻撃に動員されたこと、高齢者と女性、幼児が集団自決を余儀なくされたこと等の事実を体験者の証言と合わせて聞くことで、戦争の激しさや恐ろしさ、悲しみやつらさについて考えさせることが目的です。
　沖縄戦について知ることで、人権と戦争、平和について考えを深めてくれたと思っています。