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教育目標

 学校や地域に誇りをもつ児童の育成

~くろうをおしまず どりょくして やる気いっぱい まじめな子~

スクールプランPDFファイル(564KB)

本年度の目標(めざす児童像)

○よく考え努力する子
 基礎的・基本的な知識や技能を身につけ、学習や生活に主体的・意欲的に取り組む子
○心豊かで思いやりのある子
 自他を大切にし、互いを尊重し合い、よりよい集団をつくろうとする子
○心も体もたくましい子
 進んで運動に親しみ、体力を高め、ねばり強く取り組む子

重点目標

○子どもの自立心・自律性、生命を尊重する心、
 他者を思いやる心や感動する心、
 たく ましく生きるための健康や体力を育む

  1.  基礎基本の定着と主体的・対話的な学習活動の充実【学力向上】
  2. 心豊かで心も体もたくましい児童の育成【生活・体力向上】
  3. 一人一人のもてる力を高める特別支援教育の充実【特別支援】
  4. 学校や地域に誇りをもつ児童の育成【ふるさと教育】

目標達成のための取組

1 基礎基本の定着と主体的・対話的な学習活動の充実【学力向上】
 (1) 基礎基本の定着 
    ・基礎的・基本的な知識や技能の習得
    ・よく考え「わかる」「できる」を実感することができる授業
    ・学習意欲を高め、学びに向かう姿勢の向上
    ・さわやかタイムを有効に活用
    ・学力補充の充実
 (2) 言語環境の整備と言語活動の充実
    ・図書室の活用と読書活動の充実
    ・国語科を要として各教科の特質に応じた言語活動の充実
    ・言葉を大切にした授業づくり(話す・聴く・つなげる)
    ・聞くこと・伝えること、他者を尊重した対話
 (3) 研究主題に基づいた指導と授業改善
    ・学習意欲を高め全員参加型の授業づくり
    ・「読むこと」「書くこと」を意識した指導
    ・話し方・聴き方・話し合うためのスキルを指導
 (4) 学習の基盤となる資質・能力の育成
    ・言語能力の向上
    ・情報活用能力(情報モラルを含む)の育成
    ・問題発見・解決能力の育成
    ・問題解決的な学習の展開(気づく・見通しをもつ・学び合う・考えを深める)
 (5) 見通しを立てたり、振り返ったりする学習活動の充実
    ・学ぶことに興味や関心をもつ。
    ・見通しをもって粘り強く取り組む。
    ・自己の学習活動を振り返って次につなげる。
 (6) 内省的な思考の育成
    ・自分の考えや言動、行動の振り返り
    ・これからの自分のあり方
 (7) 学習環境の整備
    ・学びの経過・成果を発信できる場の設定

2 心豊かで心も体もたくましい児童の育成【生活・体力向上】
 (1) 生活指導の充実
    ・当たり前のことを当たり前に 大切にしたい「あいうえお」
    ・気持ちのいい生活のために「あいさつ、もくもく掃除、スリッパそろえ」
    ・自主性とよりよい関わりを育成
    ・非認知能力(粘り強く取り組む・折り合いをつける力)の育成
    ・校訓「まじめな子 九小の子」をほこりに
 (2) 道徳教育の充実
    ・物事を多面的・多角的に深く考え、議論する授業の工夫
    ・いじめを許さない心の基盤となる思いやりの気持ちや生命を大切にする心、規範意識 等の道徳性の涵養
    ・人権、学級活動との関連、「心のとびら」の有効活用
 (3) いじめのない学級づくり
    ・学級の実態に応じた学級経営の工夫
    ・教職員のいじめに対する意識の高揚と組織的な対応
    ・いじめアンケート調査と適切な分析による未然防止、早期発見・早期対応
 (4) 児童会活動・学級活動など特別活動の充実
    ・互いのよさや個性、多様な考えを認め合い、解決方法などを合意形成する指導
    ・有用感・存在感を実感できる学級・集団づくり
    ・学年発表、委員会・クラブ発表、レクリエーション等
 (5) 体力の向上
    ・体力アッププランを作成し、児童の実態に応じた目標・取組の設定

3 一人一人のもてる力を高める特別支援教育の充実【特別支援】
 (1) 子どもの理解と適切な目標設定、支援
    ・子どもを理解するための情報交換とケース会議の充実
    ・子どもの課題に応じた具体的な個別の指導計画、つなぎ愛シート(個別の支援計画) の作成
    ・子どもの障害の状態等に応じた指導形態・内容・方法についての研究
 (2) 通常学級との連携
    ・特別支援学級における指導の形態・方法の工夫
    ・通常学級と特別支援学級合同での指導の研究
    ・校内研究授業の実施
 (3) 通級指導教室からの情報発信
    ・個に応じた具体的支援の研究
    ・通級指導教室の役割、指導方法・教材等の情報発信
 (4) 保幼小中連携の推進
    ・つなぎ愛シート(個別の支援計画)の活用
    ・課題に対する指導の連続性、指導の発展性
    ・保育参観・授業参観を通した課題の共有
    ・スタートカリキュラムに基づく実践と評価
 (5) SC、SSW、不登校児童生徒支援員との連携
    ・校内委員会、ケース会議の充実
    ・課題を抱えた子どもへの対応

4 学校や地域に誇りをもつ児童の育成【ふるさと教育】
 (1) 総合的な学習の時間「真田」の充実
    ・ふるさと「九度山」について体験的に学び、地域のよさやすばらしさを知る。
    ・校区巡り・校区探検、地域の農産物についての学習、世界遺産学習等
    ・課題設定からまとめ・表現に至る探求の過程を大切にする。
    ・横断的・総合的な探求課題に取り組み、各教科で身につけた力を統合的に活用する。
 (2) 豊かな体験活動の充実
    ・各教科の特質に応じた体験活動
    ・地域行事への参加、地域の特色ある体験(紙すき体験等)、福祉体験
    ・多様な表現や鑑賞の活動
    ・集団宿泊活動、自然体験活動、ボランティア活動
 (3) 地域資源の活用
    ・地域の「ひと・こと・もの」からの学び
 (4) キャリア教育の推進
    ・将来の生活や社会、職業等との関連を意識化 
 (5) 保護者のPTA活動の活性化
    ・保護者の学校運営への参画意識の向上
 (6) 地域に開かれた学校
    ・各種お便り・HP等を通して、積極的に学校の取組の情報、子どもの様子等の発信

めざす教職員像

  1. 主体的・対話的に学び、考え、実践する教職員
  2. 子どもの学び・授業を大切にする教職員
  3. 子どもの自立心・自律性、生命を尊重する心、他者を思いやる心の育成を進める教職員
  4. 子どもの成長を、喜びや意欲ややりがいにつなげる教職員
  5. 保護者・地域・社会から信頼される教職員

基本的な取組

1 調和と統一のとれた学校づくり
 (1) 学校・学級への帰属意識を高め、自分たちの学校・学級への愛着や誇りを育む。
 (2) 多様な視点で子どもを理解する努力をし、組織としての指導体制をとり、受容と指導のバランスを大切にする。
 (3) 「ひと・もの・こと」等とのふれあいを大事にした教育を進める。
 (4) 校内美化や施設・設備の整備に努め、教育環境を整える。
2 学習指導の充実
 (1) 育てたい力を明確にし、子どもの学びの充実を図る。
 (2) コミュニケーション・論理的思考・内省的な思考を大切にした学びの創造を図る。
 (3) ALT・小学校英語専科・中学校英語教員等と連携し外国語活動・外国語の充実を図る。
3 総合的な学習の時間「真田」の推進
 (1) 教科・領域との関連を踏まえ、横断的・総合的な学習となるよう教育課程を編成する。
 (2) ふるさと「九度山」について体験的に学ぶことを通し、地域のよさやすばらしさを実感する。また、母校やふるさとへの愛着や誇りを育み、地域に向けて行動できる児童を育てる。
 (3) 地域の「ひと・こと・もの」から人々の願いや生き方を学ぶ。
4 人権教育の推進
 (1) 自他の人権を正しく認識し、互いの人権を尊重できる児童の育成を図る。
 (2) 身の回りの不合理や矛盾に気づき、みんなで考え解決していこうとする学級づくりを推進する。
 (3) 平和・生命の尊さや障害者理解について、重視して取り組む。
5 情操の陶冶と道徳性の涵養
 (1) 教育活動全体を通して人としての生き方の指導の徹底を図り、豊かな心をもち、たくましく生きる児童の育成に努める。
 (2) 道徳の時間の指導内容の充実、指導方法の工夫改善に努める。
 (3) ボランティア活動を通して、思いやりの心を育て、進んで行動できる児童の育成に努める。
6 特別支援教育の推進
 (1) 特別支援学級入級児童一人一人のもてる力を高め、集団の中で生活することを通して全体的な発達を促していくことに配慮し、適切な指導を行う。
 (2) 発達障害児童に対する指導方法の研究を進めるとともに、校内の支援体制を整える。
 (3) 特別支援学級、通級指導教室通級児童や発達障害児童について共感的理解ができるように指導する。
7 生徒指導・教育相談の充実
 (1) 児童一人一人の個性を伸ばすとともに、学級集団づくりや異年齢集団活動等を通し気持ちのいい関わり方や協同性を養う。
 (2) 校内の教育相談組織を基盤に、SC、SSW、不登校児童生徒支援員、保護者・関係機関と連携して課題解決に取り組む。
8 健康教育・防災安全教育の推進
 (1) 教科体育の充実に努め、運動の楽しさがわかり進んで運動に親しむ児童の育成を図る。また、運動能力や体力の向上をめざす取組を進める。
 (2) 食育の推進を通して望ましい食習慣を身につけるなど、健康的な生活習慣を形成できるよう、学校だけでなく、家庭と連携して取り組む。
 (3) 児童自ら安全な行動のとれる能力と態度・習慣が身に付くよう指導の徹底を図る。
 (4) 知識・判断力・行動力を身に付けるための学習と実践的な避難訓練を実施する。
9 情報活用能力の育成とICTを活用した取組の推進
 (1) プログラミング教育を通して、
 ・論理的思考力や創造性、問題解決能力といった資質・能力を育成する。
 ・コンピュータを動かすために必要なコーディング(プログラミング言語を用いた記述方法)を学ぶ。
 (2) 各教科等の特性に応じた適切な場面で情報活用能力を育成する。
 (3) プログラミング的思考を育成するため、発達の段階に応じた体系的な指導を行う。
 (4) 情報収集やその取り扱い方の理解を深めるとともに、情報モラルを身に付けさせる。
 (5) 各教科・領域等において効果的なICT機器の活用を図る。
 (6) PC端末を効果的に活用し、学校内外で個別最適な学びを推進する。
10  校内・校外研修の充実
 (1) 研究推進委員会を核に現職教育を計画的に実施し、研究授業を通して指導力の向上と授業改善を図る。
 (2) 先進的な取組や研究発表会、動画研修等、様々な機会を通して主体的に研鑽する。
 (3) 自己の実践を省察する機会を増やし、実践的な指導力を総合的に高める。
11  社会に開かれた教育課程・地域とともにある学校づくり
 (1) 学校の教育方針や特色ある教育活動の取組、児童の状況等を家庭や地域社会に説明し、理解を求め協力を得る。
 (2) コミュニティスクールの推進
 ・教育課程を介して学校と地域がつながり、目標やビジョンを共有する。
 ・課題解決に向け、情報共有・協議を活性化する。 
 (3) 教育課程の実施に当たって、地域の人的・物的資源を活用する。
 (4) 保育所・幼稚園・中学校との連携

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最終更新日:2023822

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