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九度山町地域防災計画(案)に対するパブリックコメントの実施結果について

1.意見募集案件

 九度山町地域防災計画【序編】(案)
 九度山町地域防災計画【基本計画編】(案)
 九度山町地域防災計画【地震対策編】(案)

2.意見の募集期間

 令和4年2月14日(月)~令和4年2月24日(木)

3.意見提出方法

 持参、郵送、ファクシミリ、電子メール

4.意見提出数

 1件(1意見)

5.パブリックコメントの意見概要と町の考え方

意見タイトル

 災害時の誘導案内や情報提供に「ピクトグラム」と「やさしい日本語」を活用することについて

意見概要

 要配慮者のうち外国人は、日本語を理解できないといった言語の壁に加えて、文化・習慣・防災意識の違いから、災害時の支援において特別な配慮が必要と考えます。そうした人たちが災害時に命を守るために適切な行動をとれるよう、また必要な情報を受け取れるようにするために「やさしい日本語」が考え出されました。「やさしい日本語」は、普通の日本語よりも簡単で、外国人にもわかりやすい日本語のことです。災害時の情報伝達手段として「やさしい日本語」を活用する防災計画を立てている自治体が増えています。そこで、日本語を母語としない人への情報提供手段として「やさしい日本語」を活用するために必要な計画項目に書き込むことを提案します。
 また、非言語による情報伝達手段として「ピクトグラム」を「やさしい日本語」と同時に活用することを提案します。「ピクトグラム」とは、公共の施設などでよく使われている視覚的に意味を伝えるシンプルな絵記号のことです。ピクトグラムを活用すれば、外国人だけでなく文字の読み書きの苦手なディスレクシアという障がいを持った人にも適切に情報を伝えることができます。例えば、140頁に例示されている給水所の案内表示をピクトグラムにすれば「給水所」の文字情報を理解できない人にも情報を伝えることができます。
 以上、災害時の要配慮者に必要な情報を伝えるために「やさしい日本語」と「ピクトグラム」の活用を計画に書き込むことを提案します。

町の考え方

 基本編第2編第23章「外国人対策(93頁)」にピクトグラムの利用促進を記述しています。
 しかしながら、ご提案頂きました事柄につきましては、外国人の方だけでなく多くの方々の安全な避難や、対象となる全ての方への非常物資供給のご案内という点で有効な手段ですので、今回改訂する九度山町地域防災計画へ文言の追加を行いまして、災害に対する事前準備の際に導入を検討して参りたいと考えております。

このページに関するお問合せ先
九度山町役場 地域防災課 TEL: 0736-54-2019(代表)
最終更新日:202231
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